2022/07/05 08:00
こんにちは!Picabookのブログへのご訪問ありがとうございます!
英語絵本好きがこうじて、英語絵本専門図書館を運営しております。
ママとして二人の子供の育児と仕事の両立に日々奮闘しながらも、絵本好きが高じて英語絵本専門図書館を2022年に立ち上げました。
【略歴】
東京生まれ
高校の3年間をアメリカ合衆国で過ごす
現地の高校を卒業
日本の大学で比較文化(児童文学含む)に重点を置いた社会学の学士取得
大学時代のアルバイトは通訳→就職して日経企業で海外営業→税理士法人の国際事業部→IT企業の経理(海外子会社保有)・・・実はこれがメインワークです
私の英語力
小学校の時間割に英語があったり、友達のお母さんが開講しているECCに通ったり、中学に入ってからはNOVAに切り替えネイティブの先生と会話の練習をしたりと割と厚めに英語教育を受けてきました。
そこそこ英語の勉強は頑張っていたので英語に自信があり、中学1年生の時夏休みを利用してアメリカのサマースクールに参加してみたところ、これが見事に全くしゃべれない。
このサマースクールは現地の子供が参加するようなもので、英語が第二言語の子供のためというものではなかったので、ネイティブの子供たちに人生初めて囲まれました。
当時は自分の言いたいことが全然言葉に出てこないし、ネイティブの子供が話すスピードが速すぎて50%くらいしか聞き取れなかったです。
英会話スクールでネイティブの先生と話すときはだいたい1on1だったので、おそらく私のスピードに合わせてくれていたんだな、と軽いショックを受けました。
このとき私も英語がしゃべれるようになってこの友達の輪に入りたい!と強く思い高校で留学しようと決意します。
高校3年間をアメリカの現地校に通って、日本の外に出るってこういうことなんだ!と良い意味でも悪い意味でも痛感しました。
日本の学校に行ってたらこんな経験できないなということを本当にたくさん経験させてもらいました。
いろいろなバックグラウンドを持っている人と話すのはとてもおもしろかったです。
こういう考え方もあるよな、と受け入れる力は大人になった今でも役立ててると思います。
その後の就職でも翻訳や通訳というよりかは、海外の人とやり取りして進めるような仕事を一貫してしてきました。
海外の人と仕事をする上でも、この相手の考え方や仕事の仕方を受け入れたり、逆に自分の(日本流の)考え方を理解してもらったりというコミュニケーションこそ英語を話せることの醍醐味だなって思っています。
英語を話すだけなら翻訳機でもいいと思うけど、こういうコミュニケーションや相互理解って生身の人間同士がすることなので。
子どもがうまれてから
子どもが生まれてからはビジネス英語ではない育児英語(というのかな?)を絵本や動画からちょくちょく勉強してます。
私はネイティブでもなければ幼少期から英語をペラペラしゃべれていたわけではなく、成長してから英語を習得した身なので、この辺の英語を全く知りませんでした。
例えば"nighty-night"という表現は子どもが生まれてから初めて知りました!(大人同士では使わないので注意!笑)
絵本についてですが、子どもとの読み聞かせは第一子が生後3ヵ月の頃から毎日欠かさずやってきました。
帰省中や旅行の時にも必ず絵本を持って行っています。
日本語の絵本は購入するより図書館に子どもとパートナーと家族全員で一緒に行き、好きな絵本をみんなそれぞれ選ぶというのをここ数年毎週末やっています。
子どもの好みの絵本を見つけられたり、ある程度冊数の制限なく自宅に持って帰ることができるのがストレスなくとても気に入っています。
そんな時に私の住んでいる地域にある図書館の英語絵本の蔵書が少ないことに気付きました。
あってもいわゆるクラシカルな絵本が多く、最新の絵本はまず置いていません。
インターネットで調べておもしろそうな新刊を手にしたくても購入する他ないことが多いです。
都内の書店も頑張れば足を運べますが、まず子どもと一緒では遠くてなかなか行けず。
頑張って1人で行っても私自身が独断で選んで購入することが多いです。
そんなこんなで、気になる英語絵本や読みたいなと思った本はほとんど購入してきました。
独断で、時には子どもたちとiPadを見ながら選んで購入しています。
その冊数があれよあれよで1000冊以上になりました。
息子and娘の友達を自宅に招いて遊んでいるとだいたいその絵本の多さに驚かれます。
そして読んでみたい!と言われることが、多く個人的に貸し出ししていたのがこの会員制図書館のきっかけになりました。
子どもの英語力と子どもに期待すること
自分の子どもにはやっぱり世界の人とコミュニケーション取ることのできる人になってほしいなと願っています。
多分自分の子どもが大人になる頃には翻訳機もきっと素晴らしいものが開発されているでしょう。
英語をしゃべるって所詮ツールだなと。
それよりかは、世界の人や世界そのものに興味があったり、自分と違う考えの人に寛容になったり、逆に自分の考えをきちんと説明できる人になって欲しい。
自分の考えをきちんと説明し納得してもらうって本当に重要です。
そのためにはどう道筋を立てて説明するか、相手はどのワードが響くかみたいなバックグラウンドの理解って絶対重要です。
その意味で英語を学んで世界を知るきっかけにして欲しいと思っています。
子どもに対してこのようなゴールを設定したときに、幼少期からできることってなんだろう?と逆算していきました。
そこでたどり着いたのがおうち英語で英語絵本の読み聞かせを行うというものでした。
2022年時点で子どもは5歳と3歳。
赤ちゃんの頃からゆるく英語絵本は読んでいたのですが、がっつり毎日の習慣に入れたのは本当に最近です。
特に5歳の息子はもうすでに日本語脳がかなり発達した後でのおうち英語開始でした。
でも絵本自体は元々とても好きで日本語絵本の読み聞かせの習慣があったので特に反発されることもなくすんなり英語絵本を楽しんでいます。
そして英語のフレーズを言ってみたり、英語の歌もなんなく歌っています。
最初はかなり日本語寄りの発音でしたが、ものの2か月でかなりネイティブに近い発音になってきました。
(ちなみに私がアメリカ英語のほうが聞き取りやすくアメリカ英語を聞かせていたら完全にアメリカ発音です、、)
赤ちゃんの時から始めなくても全然間に合うんだな!と実感しました。
英語絵本の魅力
英語絵本に限らず絵本の魅力ってこころを育てることだと考えています。
絵本ってなにかをしながら読むってできないですよね。
子どもにつきっきりになってその絵やストーリーを楽しんだり、そのことについて話し合ったり、大好きな人と時間を共有しその絵本の世界を楽しむ。これが絵本の醍醐味です。
それに加えて世界の文化や生活を知れたり、表現の方法が違うということを知れたり。
たくさんの説明を重ねなくても絵を見るだけで説明できてしまうし、シンプルな文章で子どもの心にもきちんと届きます。
あと自分の好きな分野を多角的にみるきっかけにもなるのかなと思っています。
その副産物として英語というスキルの習得があります。あくまでも副産物です。
英語が話せるとか話せないとか、うまく発音できるできないはあまり気にしなくてもいいのかなと。
それよりかは絵本を通じて大好きな人と時間を共有することを楽しんで欲しいです!
ここだけではなく、Instagramでも絵本についての発信をしているのでよかったらのぞいてみてください♪